ネームド・トレイン辞典(前半:あ~に)

日本国内の列車,とくに優等列車には“北斗”や“あずさ”など,愛称名が必ず付けられています.指定券を購入する際に特定しやすいことも理由の一つですが,愛称により文字どおり愛着がわき,列車を身近に感じる一つの手立てにもなっています.さらにヘッドマークの存在は偉大で,ブルートレインが今でも人気なのはマークが掲げられた姿あってこそのものと言えましょう.今回ご案内する「ネームド・トレイン辞典」は,列車名を50音順に解説した記事で,1980年2・3月号で特集として扱い,その後は1982年4月号まで,合計25回におよぶ長期連載で取り上げたテーマです.ちなみに,筆者の猪口信氏が記した「ネームド・トレイン辞典」という分厚い資料は,今でも部内に残されており,本誌記述の際の底本として毎回のように参考にしていることを付け加えておきます.