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2025-12-01

【鉄道ファン図書館】12月新規公開図書等のお知らせ


いつも『鉄道ファン図書館』をご利用下さり,ありがとうございます.
12月1日の新規公開内容をお知らせ致します。

●12月1日新規公開分のご案内

◆「編集部イチオシの記事・連載」公開しました
バックナンバーから選りすぐりの記事または連載をピックアップして,毎月いずれかの1本以上を取り上げてゆくコーナーです.創刊当初の「古典」から最新の一編まで,全国津々浦々,さらに洋の東西を問わず公開済みの700冊あまりを縦覧,編集部がとくに推薦する興味深い記事を本項で紹介してまりいます.
 https://railf-library.jp/user/pickup/

■鉄道ファン2021年2月号
今月公開の「鉄道ファン2021年2月号」の見どころと,すでに公開済みの誌面から注目記事をピックアップいたしました.

□この記事に注目!
特集「新幹線最前線2021」の中にまとめた「建設が進む北陸新幹線金沢—敦賀間」と「同西九州ルート」をぜひご覧ください.本稿掲載の後,北陸新幹線は2024年3月に,西九州ルートは西九州新幹線として2022年9月に開業を迎えました.ともに沿線地域のベテランファンのご協力を得て,開業直前の様子をとらえたものですが,その過渡期に見られた在来線特急との絡みなど,懐かしさも感じる写真で構成されています.何年か経ち,大きく発展した新幹線各駅を振り返る際,これら記録はたいへん役立つことでしょう.
 https://railf-library.jp/user/content/epubview?name=rf2021_02&index=18
 https://railf-library.jp/user/content/epubview?name=rf2021_02&index=22

□公開済みのバックナンバーから
鉄道ファン図書館のトップページには「編集部イチオシの記事・連載」に遷移できるボタンを設けました.ここには「新幹線特集一覧」をまとめており,近年の「新幹線最前線」などすべてをピックアップいたしました.この中で「特集 新幹線最前線2009」には「新幹線網の近未来図」として函館・金沢・九州の延伸予定が掲載されています.2010年から2024年の約14年の間に,新幹線は北は青森・函館,北陸は金沢・敦賀,九州は鹿児島へ直通,さらに長崎へと延びました.時の流れをあらためて感じることができます.
 https://railf-library.jp/user/pickup/

■本誌以外の絶版本
 「入門 電車輸送と建設」の収録2回目を公開しました.
 https://railf-library.jp/user/content/ttview?name=ecyusou
 昭和55年11月初版発行の昭和56年5月再版分で,国鉄の技術畑出身の吉江一雄氏著,交友社刊の書籍です.今回は「電車輸送」の続きと「建設」です.運転時隔,運転曲線,電車運用などに加えて電車と「ディーゼル動車の性能比較」といった興味深い事柄もあります.「建設」の最初は「1.建築基準」として,軌間/曲線半径・勾配/度数であらわす曲率/カント・緩和曲線/建築限界などなじみ深い用語が解説されています.


◆編集後記◆
◇何かとせわしい12月ですが,暖かく感じるイルミネーションや商店街の歳末感,街を行く人々の慌ただしさなど,この時期ならではの雰囲気は嫌いではありません.(だ)
◇猛暑が10月までつづき,ようやく涼しくなったと思ったら一気に肌寒くなりました.おかげで今年の紅葉は色づきが良いようです.もう雪の便りも届き始めました.暖かくしてお過ごしください.(ひ)