メールマガジン
2025-02-01
【鉄道ファン図書館】2月新規公開図書のお知らせ
■2月1日新規公開分のご案内
★鉄道ファン2020年4月号
今月公開の「鉄道ファン2020年4月号」の見どころと,すでに公開済みの誌面から注目記事をピックアップいたしました.
■この記事に注目!
巻頭記事は,この年の春のダイヤ改正から運転を開始するE261系“サフィール踊り子”の乗車インプレッションを掲載いたしました.251系“スーパービュー踊り子”に代わる期待の新形式で,プレミアムグリーン車の仕様も気になったものでした.しかしながらコロナ禍に突入,少しばかり運の悪い出だしとなったことを記憶しています.またこのダイヤ改正では,山手線に「高輪ゲートウェイ」駅が開業することになり,旧東京機関区と品川操車場一体は再開発へと進みます.これを機に特集は「思い出の東京機関区」としました.日本の頂点である東京駅,この駅を発車する特急列車の先頭を務めたのは,東京機関区の機関車と乗務員,そして職員たち.その姿をここに改めて記録いたしました.
https://railf-library.jp/user/content/epubview?name=rf2020_04
■公開済みのバックナンバーから
東京機関区に関連して,1978年3月号をぜひご覧ください.「田町・品川界隈」と題した特集は,東京機関区が機能をフルに発揮していた時期の車両基地全体をまとめたもので,品川の南東側(現在の港南口)に存在した新幹線の車両基地を含め,現在とは大きく異なる品川周辺の姿が記録されています.現在は京急線を中心にさらに変化を続けていますが,この地域一帯を話題にする際のベースは,車両基地が広く存在していた当時の様子です.多数のカラーグラフはたいへん貴重なものと言えるでしょう.
https://railf-library.jp/user/content/epubview?name=rf1978_03
また,当月号には気仙沼線全通のニュース記事も掲載されていますが,こちらも2020年4月号86-88頁の「気仙沼線・大船渡線 BRT区間の鉄道事業廃止」と合わせてご一読ください.
https://railf-library.jp/user/content/epubview?name=rf2020_04
■本誌以外の絶版本
「運転業務資料」にて『運転理論(直流・交流電気機関車)』の公開を続けています.
https://railf-library.jp/user/content/ttview?name=unel
先に公開している『運転理論(蒸気機関車)』に続くもので,初版は昭和34年発行で,平成9年に発行した第21版を公開します.今月は「第9章 機関車けん引定数」と「第10章 運転時分および所要電力量」を追加公開いたしました.
◆編集後記◆
◇働き方改革の一環で,印刷所の工程が見直され,本誌制作に必要な日数が伸びることになりました.逆に言えば,今まで印刷所にはかなり無理な作業を頼んでいたことなりますね.ということで,本誌(印刷版)の締切が3月から少し早まりますので,ご協力のほどよろしくお願いいたします.(だ)
◇ドクター・イエロー923形T4編成が,1月29日に最後の検査走行を終えました.その様子を報道各社が大きく取り上げたことに驚きました。乗客が乗れない鉄道車両の引退がこれほど報道されるのは、蒸気機関車の引退以来かも知れません。(ひ)