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2023-03-01
【鉄道ファン図書館】3月新規公開図書のお知らせ
いつも『鉄道ファン図書館』(https://railf-library.jp/)をご利用下さりありがとうございます.
■3月1日新規公開分のご案内
今月は新たに「鉄道ファン」バックナンバーのうち,2015年5月号から10月号までの6冊をご案内いたします.また,すでに公開済みの誌面から見どころをお知らせいたします.
■この記事に注目!
かつて夏が近づくと,「この夏の冷房化率」として各路線ごとに冷房車の比率が発表されたものです.いつの間にかJRと大手私鉄は100%化され,その他の鉄道でも冷房車の存在は当然のことのようになりました.2015年9月号に収録の「現代を生きる非冷房車探訪」は,このような話しをきっかけに生まれた企画で,現地訪問は6月の蒸し暑い時期に行なわれたものです.取材者である池口英司さんの文章がとても落ち着いているため「清涼感」すら感じますが,実際はとても暑かったとのこと….春がようやく始まる頃ですが,夏を前にして読み返すのもよろしいかと思います.
■公開済みのバックナンバー
JR北海道で活躍するキハ183系はまもなくすべてが引退する予定です.その中にはJR化まもない時期に新製された「ノースレインボー・エクスプレス」も含まれており,これにより北海道の地を賑わせた「ジョイフルトレイン」の歴史は幕を閉じることになりました.そこで本誌最新号(2023年5月号)では「北海道リゾート車の歩み」を掲載いたしますが,本図書館では当時の新車ガイドを振り返ってみてはいかがでしょうか.北海道リゾート車の嚆矢は「アルファコンチネンタルエクスプレス」で,この新車ガイドは1986年3月号に収録されています.ちなみに検索する場合は,アルファベットで「ALPHA CONTINENTAL EXPRESS」と入力してください.期待が込められた当時の記事がご覧いただけます.
■本誌以外の新規公開コンテンツ
○東海道新幹線工事誌 名古屋幹線工事局編
昭和40(1965)年3月31日に日本国有鉄道(国鉄)岐阜工事局が発行した,東海道新幹線の名古屋工事局管内の記録書です.新所原の南方にある境川から西,関ヶ原トンネルまでの工区について詳述されています.非売品.
今月で大作の全頁収録を完了しました.
来月からは新たな絶版本の収録をはじめます.ご期待下さい.
編集後記
◇北陸新幹線開業の特集を組んだ2015年6月号がいよいよ公開になりました.最近のことと思っていましたが,もはや8年も前のことなんですね.(だ)
◇春のダイヤ改正は花粉症の辛い思い出とセットになっています。ところが近年,は分賞の辛さが和らいできました.どうやら原因は“老化”のようです…(ひ)