メールマガジン

2021-11-01

【鉄道ファン図書館】11月新規公開図書のお知らせ


いつも『鉄道ファン図書館』(https://railf-library.jp/)をご利用下さりありがとうございます.

11月1日に,以下のバックナンバーを公開しましたのでお知らせします.


■11月1日新規公開分のご案内
 創刊号から順に公開する「国鉄月号順」は1984年5~10月号の6冊,JR化後の各号を順に公開する「JR月号順」は2002年2・4~8月号の6冊,合計12冊です.

■この記事に注目!
(国鉄月号順)
 1984年10月号中ほど,「私、売ります。」のキャッチに目が止まりました.2軸貨車ワフの室内を居住スペースに改造した見本車(車両として走行させるものではありませんが…)が掲載されています.国鉄はその最末期に,増収施策の一つとして貨車やコンテナの一般販売を行ないました.このページには「貨車倉庫売出し中 13万~15万」と書かれたワムの姿もあり,確かに80年代後半,地方の国道沿いには貨車の倉庫が見られたものです.駅舎(無人駅の待合室)への転用もこのころ始まったものでした.

(JR月号順)
 2002年8月号から,鉄道に関連したものならばノンジャンルで取り上げようという主旨で「街にひろう話題」と題した連載を開始しました.その1回目は東横線の祐天寺駅前のカレー店「ナイアガラ」です.お元気だったころの内藤店長の姿はもちろんのこと,所狭しと並んだ鉄道グッズにあふれた店内の様子を紹介いたしました(今もこの雰囲気のまま営業中).当連載はこの後,模型メーカー,ギャラリー,銭湯,ホテル,博物館など,さまざま場所や人々を取り上げて参ります.車両解説や性能諸元,形態分類とは趣向を変えた「息抜きページ」としてお楽しみください.


―編集後記―
◇本誌でデジカメ使用を始めたのが2002年に入ったころのこと.2002年4月号の山手線特集では,メーカーから借りたお初のデジカメ(EOS 1Dです!)を持って,沿線をくまなく歩いたことが思い出されます.(だ)
◇「'80国鉄車両配置表」の前半を公開しました.東京機関区や新鶴見機関区にはEF15,高崎第二機関区にはEF15とEF12,立川機関区にはED16と,首都圏でもデッキ付機関車が見られました.稲沢第二と吹田第二の両機関区には、東海道本線の主的存在だったEH10が計35両も配置されています.(ひ)