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2021-09-01

【鉄道ファン図書館】9月新規公開図書のお知らせ


いつも『鉄道ファン図書館』(https://railf-library.jp/)をご利用下さりありがとうございます.

9月1日に,以下のバックナンバーを公開しましたのでお知らせします.

■9月1日新規公開分のご案内
 創刊号から順に公開する「国鉄月号順」は1983年5~10月号の6冊,JR化後の各号を順に公開する「JR月号順」は2001年1~6月号の6冊,合計12冊です.

■この記事に注目!
(国鉄月号順)
 この春にオープンした小田急ロマンスカーミュージアム.皆さんはすでに訪問されましたでしょうか.このミュージアムに入館して最初に現れるのが「モハ1形」ですが,当車の草創期を記した記事を今回はご案内したいと思います.1983年7月号では「モハ1形ショートヒストリー」と題し,小田急の開業55周年記念事業の一環として復元された同車の歴史を掲載いたしました.当ミュージアムではついロマンスカーに目が行きますが,モハ1形と小田急の関わりを知ると,その見方がちょっと変わってくるはずです.

(JR月号順)
 1997年7月号から不定期で連載が始まった「鉄道ファンプラザ」,さらにその中でシリーズ化された「車両(鉄道)史に刻まれた貨車たち」をここでピックアップいたしましょう.2001年2月号ではその初回となる「ウカツケナミリポ」を収録.おまじないのような「ウカツケナミリポ」とは,貨車の用途記号を並べたもので,たとえば「ウ」とは豚積車を示す記号のこと…という知られざるさまざまな貨車を,カラー写真にて取り上げています.


■本誌以外の新規公開コンテンツ
○国鉄車両配置表'81 前半
 「国鉄車両配置表」の1981(昭和56)年版の前半(機関車・電車)を収録しました.
 EF65が東名阪に多く配置され,EF66は広島と下関に集中配置されています.EH10は稲沢と吹田に合わせて18両配置されていますが,12号機を除いた全機が休車となっています.これらを見るだけでも,当時の東海道・山陽線の様子が思い出されます.

※詳しくは『鉄道ファン図書館』トップページ右側にある「お知らせ」をご覧下さい。


―編集後記―
◇「ウカツケナミリポ」の次は「セステサエレ」,その次はシンプルに「キ」で最後は「クヒパソフ」でした.何を意味するのかは今後のバックナンバー配信をお楽しみに.(だ)
◇「国鉄車両配置表'81」前半の公開準備中,記載事項に不思議なほど違和感を感じませんでした.社会人になった年で,DF50を追いかけて四国に行ったことを思い出しました.脳裏は,未だに当時を基準としているのかも知れません.(ひ)