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2021-04-01

【鉄道ファン図書館】4月新規公開図書のお知らせ


いつも『鉄道ファン図書館』(https://railf-library.jp/)をご利用下さりありがとうございます.

さて,4月1日に,以下のバックナンバーを公開しましたのでお知らせします.

■4月1日新規公開分のご案内
 創刊号から順に公開する「国鉄月号順」は1980年7~12月号の6冊.
 JR化後の各号を順に公開する「JR月号順」は1998年2・4~6・8・9月号の6冊.
 合計12冊です.

■この記事に注目!
(国鉄月号順)
 今回は1980年8月号に掲載されている「昔の写真を見つけて 70年前の東京の電車」をご紹介いたしましょう.1980年は今から約40年前なので,2021年の現在からすると110年も前のこと.つまり1910年ごろ(明治40年前後)に撮影された日比谷通り,馬場先門付近の写真が2枚掲載されています.「がいてつ」と呼ばれた東京市街電車1形が明治生命ビルの前を走っており,明治生命館(1934年竣工・重要文化財)が建設される前の光景です.もちろんまだ東京駅もできていないころです.最近では不明なことはすぐにネットを検索する習慣がついていますが,当地付近の,明治生命館以前の写真はネット上にも数少なく,貴重な1枚を見付けた気持ちになりました.

(JR月号順)
 1990年代の北海道はとても元気で,続けざまに新しい魅力が生まれたものでした.そのような理由もあり,1992年9月号「HOKKAIDO 1992」,1995年8月号「北海道ストーリー」,そして1998年8月号「北海道スケッチ」と3年おきに地域の特集を企画.今回公開の「北海道スケッチ」は,3部作の最後を飾る内容で,青函トンネルと北斗星10周年,道内エリア別,キハ183系の形態分類,そしてキハ80系の思い出と,さまざまな視点から北海道をとらえたものになっています.この4月1日,正式に廃止されてしまった日高本線の節婦―新冠間を行くキハ130形の姿も収録しました.

■「交友社 鉄道図書館」からの移植コンテンツ
 今月は,都合により新規公開はありません.


―編集後記―
◇この自粛生活が始まったのは昨年のダイヤ改正のころ.まさか1年もこのような事態が続くとは思いもしませんでした.緊急事態宣言は解除されましたが,鉄道趣味はアウトドア的な要素も多いので,引き続き気を付けて動きたいものです.(た)
◇今年は例年以上に暖かくなるのが早いですね.拙宅の庭にある梅はすでに花が散りました.でも,新芽が葉となって新緑を楽しませてくれるのは少し先のようです.その前に聖火が拙宅前も通過するようですが,果たして二度目の東京五輪は開催できるのでしょうか.(ひ)