メールマガジン
2018-12-01
【鉄道ファン図書館】12月新規公開図書のお知らせ
いつも『鉄道ファン図書館』をご利用いただきまして,ありがとうございます.
12月1日,新たに『鉄道ファン』バックナンバー12冊と「68 国鉄車両配置表」計4冊を公開いたしましたので,お知らせします.
■12月1日新規公開分のご案内
創刊号から順に公開するレギュラー分は,1963年後半(1963.7~12)の6冊です.また,人気の高かったセレクト分は,国鉄時代に発行の3冊(1976.1・4,1978.6)とJR化後に発行の3冊(1992.1・3,1993.2)です.
■レギュラー公開分のトピックス
1963年後半といえば,横軽がアプト式から粘着式に転換されるまさにその時期にあたり,アプト式をしのぶグラフや,EF63形などさまざまな新形式・新方式を取り上げた記事が並びます.
また,東海道新幹線開業が1年後に迫り,その工事状況を伝える手塚一之・本誌OB記述の「新幹線の走るまで」も見物です.
1963年8月号では,蒸機の話題から西鉄などの私鉄にわたるまで,九州地区のさまざまな鉄道を集めた内容とし,10月号では国鉄9600形を軸に,私鉄の9600形までを含めた「9600形総まとめ」となっています.さらに12月号の巻末にはC51の形式図も収録しております.
■セレクト公開分のトピックス
国鉄時代の1976・78年の各号では,こだま形,東北特急,ブルトレと言った,近年同様の特集テーマを扱っています.
こだま形(1976.1)では,181系の終えんも見すえて“とき”を中心とした内容となっていますが,車両・形式解説では,創始からのこだま形すべてを取り上げています.
76年4月号は,猪口信氏による「つばめものがたり」(1975.3)に端を発する「特急物語」の一環で,東北特急の歴史まとめです.
78年6月号は,24系25形100番台の運用が始まったことから,各列車を総まとめしたものです.直流タイプの181系,交直タイプの485系,そして14・24系などプルトレ各形式をそれぞれを各月号でお楽しみいただけます.
いっぽう,JR化後の1992・1993年の各号では,いずれも国鉄時代の205・485系,そして蒸機を特集しております.
時にJR化後5年ほどが経っていましたが,未だに特急の中心は485系にあり,205系も新製が続いていた時代.さらに当時は,復活蒸機がJR各社で活躍を始め,JR北海道の“C62ニセコ”などを追った熱気が伝えられ,今も手に汗にぎる内容となっています.
新車ガイドでも個室寝台が多数取り上げられていますが,92年1月号には“北斗星”用オールデュエット・オハネ25-560を収録,93年2月号掲載のキハ183系5200番台「ノースレインボーEXP」とともに,当時のJR北海道には活力がみなぎっていました.
■「交友社 鉄道図書館」からの移植図書
○月刊「鉄道ファン」 通巻201~400号総さくいん
総索引のなかでもっとも充実している通巻201~400号を公開しました.
検索に対応したテキスト文をもっているため,検索対象が一気に充実しました.
○国鉄車両配置表
機関車配置表68/電車配置表68/気動車配置表68/客車配置表68
先月は国鉄最後の車両配置表となる1986年分を公開しましたが,今月は初の「国鉄車両配置表」となる1968年の4冊を公開しました.