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2021-01-01

【鉄道ファン図書館】1月新規公開図書のお知らせ


明けましておめでとうございます.
本年も『鉄道ファン図書館』(https://railf-library.jp/)をお楽しみいただけますようお願いします.
新年早々、以下のバックナンバーを公開しました.

■1月1日新規公開分のご案内
創刊号から順に公開する「国鉄月号順」は1978年5・7~9月号と1979年2・3月号の6冊,JR化後の各号を順に公開する「JR月号順」は1996年3~8月号の6冊,合計12冊です.

■国鉄月号順のトピックス
今回の6冊はいずれも,誌面の大半を特集が占めるという構成で読みごたえ十分,ボリュームたっぷりの内容をお楽しみいただけます.中でも1978年5月号の「ED75・76」特集は注目です.車両解説以外に,ED75形電機に関連して当時の黒磯駅を取り上げており,配線図や珍しい電源区分図も加え,交流・直流電機が多数待機する駅構内の様子がつぶさに描かれています.今ではスルー運転が基本となった当駅ですが,その本来の姿をご覧ください.また,1978年9月号の「東京駅」特集も配線図,作業ダイヤなどを収録した大特集で,ちょうどブルトレけん引機がEF65P形からPF形に変化した当時の出来事,ブルトレブームのにぎわいを取り上げたものです.


■JR月号順のトピックス
1996年半ばの6冊です.当時の世情は,携帯電話がそろそろ広まりはじめ,ネットについてはパソコン通信が全盛で,WEBサイトの閲覧はまだ未発達でした.そんな時代,ジョイフルトレインをはじめとした各地の話題は豊富で,その受け皿となっていたのが雑誌媒体に他なりません.つまりこのころの本誌の見どころは,特集や個別記事はもちろんのこと,POST欄と言えるのかもしれません.国鉄形の機関車や電車,デビューしたばかりのJR形による臨時,旧形国電などさまざまな車種が誌面をにぎわせています.また,1996年7月号から連載が始まった「阪神大震災 被災と復旧の記録」は,災害から1年あまりを経た時点での鉄道路線の復旧の記録をまとめたものです.各社協力のもと実現できた真摯な記録となりました.ぜひご覧ください.


■「交友社 鉄道図書館」からの移植コンテンツ
○国鉄車両配置表'85 後半
 「国鉄車両配置表」の1985(昭和60)年版の後半となる気動車・客車・貨車を収録し、同書の全ページを公開しました。


-編集後記-
.コロナ禍真っ最中の年越しとなりましたが,皆さんいかにお過ごしでしょうか.恒例の年越し行事を取りやめた方も多いものと思います.この外出自粛の時期だからこそ,『鉄道ファン図書館』を読み込むというのも新たな正月の過ごし方かも知れません.https://railf-library.jp/ にお越し下さい.(ひ)