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2020-01-01

【鉄道ファン図書館】新機能と1月新規公開図書のお知らせ


【お知らせ】ログインせずに目次が見られます!

明けましておめでとうございます。
2020年がはじまりました。
その元旦に、月刊『鉄道ファン』のバックナンバーのうち、公開済み分について「目次を見る」というアイコンがつきました。
 ・トップページ内「新規公開分」
 ・年別に見る
のいずれにも対応し、ログインしなくてもご覧になれます。
まずは目次をチェックし、気になる記事を見つけたらログイン! そんな使い方をしていただくことを期待しています。
本年も、『鉄道ファン図書館』のコンテンツ充実に努めて参りますので、引き続きのご利用をお願い申し上げます。


■1月1日新規公開分のご案内
創刊号から順に公開する6冊は1970年前半(1970.1~6)です.また,人気の高かった月号を順に公開してきた「セレクト分」は,今回から1987年4月のJR化以降の発行分を順に進めてまいります.JR化後最初の1987年6月号はすでに公開済みなので,今回は1987年7月号から12月号を連続してお届けいたします.
 次回以降も「国鉄月号順・1961~」(6冊),「JR月号順・1987~」(6冊)として,どちらも月号を連続して公開してまいりますので,より新しい誌面をお楽しみにいただけるようになります.

■国鉄月号順のトピックス
前回の1969年後期に続き,「SLブーム」を先導する魅力的なグラフや撮影地ガイドを多数収録いたしました.なかでも1970年3月号では西尾克三郎氏のインタビュー記事を扱うなど,ブーム全盛期を感じさせる内容が含まれています.いっぽう1970年は,3~9月に日本万国博覧会(大阪万博)が催されましたが,これに向けて開業した北大阪急行や会場内のモノレール,さらには,この万博輸送用に誕生した12系客車といった最新の車両情報を掲載,去りゆく者と来たるべき者,その両面がミックスされた時代の熱気が伝わってくる内容となっています.なお,1970年前期にあたる今回の6冊は,いずれも巻頭に特集を配していないことも特徴の一つです.

■JR月号順のトピックス
JR化後の1987年後期(1987.7~12)は,いずれも新生JR車両の特集で,機関車,客車(ブルトレ),電車,気動車の各ジャンルをとらえ,いよいよ始まったJR時代の幕開けにふさわしいラインナップとなっています.このうち1987年9月号「鉄道はフレッシュイメージの時代へ!」特集は,本誌700号あまりの歴史において他に類を見ない奇抜なテーマと言えましょう.時に(JRを中心とした)全国各地に現れた女性旅客掛(アテンダント)やキャンペーンガールを紹介,そしてその仕事ぶりをルポすると言う,個人情報保護が求められる今では考えられないような企画内容に,当時の世相を感じることができます.広田尚敬氏撮影の100系を背景にした女の子の表紙写真も印象的でした.


■「交友社 鉄道図書館」からの移植コンテンツ
○形式図集-客車形式図下巻
 ※大正十五年六月 鐵道省工作局車輌課 による形式図集で,貨車2巻に続き、客車上巻の収録も完了しました.続いて客車下巻・軍用客車を公開していきます.

○稚泊連絡船史
 かつて稚内と樺太のサハリンを結んでいた稚泊連絡船は、官営鉄道最北端の鉄道連絡船でした。終戦により廃止されたこともあって関連資料が乏しい航路です。そこで、終戦から28年を経た国鉄創業100年を機に、残る資料やかつての関係者への取材などを通じて国鉄青函船舶鉄道管理局がまとめた書です。昭和49(1974)年1月10日刊。