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2019-11-01

【鉄道ファン図書館】11月新規公開図書のお知らせ


■消費税率変更に関するお知らせ
10月1日に消費税率が8%から10%に変更となりました.
 この税率変更にともない,『鉄道ファン図書館』は10月請求分から月額税込388円が396円に改訂されました.ご理解のほどお願い申し上げます.
 なお,現金決済ですでにお支払いいただいている会員様への追加請求はございません.現在のお支払期限まではそのままご利用いただいたうえで,次回更新時から月額396円での半年間もしくは1年間前払いとなります.
 引き続き『鉄道ファン図書館』をお楽しみ下さい.

■11月1日新規公開分のご案内
創刊号から順に公開するレギュラー分は1969年前半(1969.1~6)の6冊,また,人気の高かった月号をピックアップするセレクト分は,国鉄時代に発行の3冊(1972年1月号,1978年11月号,1985年7月号)とJR化後に発行の3冊(1989年5月号,1998年7月号,2000年3月号)です.

■レギュラー公開分のトピックス
デジタル版ではご覧いただけませんが,この1969年1月号より,中とじから平とじ製本へと変わりました.ページ増加にともなう変化で,この平とじスタイルは現在まで継続しています.
 さて,前年のヨンサントオ改正では,電車特急・急行など新しい車両が数多く運転を始めましたが,同時に蒸気機関車の活躍にかげりが見え始めたのも,このころのこと.いよいよ社会的現象にもなった「SLブーム」の本格的な到来です.とくに1969年5・6月号の巻頭には,それぞれ北海道・九州の蒸機グラフを特集し,撮影地ガイドや配置表など見聞(撮影)意欲をかき立てる記事が目立ちます.最後の現役大形蒸機となった呉線のC59・C62形に人気が殺到したことも忘れられません.
 また,趣味界の著名人をインタビューする「鉄道ファン訪問」もユニークな連載として特筆できます.


■セレクト公開分のトピックス
レギュラー公開分では「SLブーム」の始まりをご覧いただけますが,セレクト公開分の1972年1月号では「SLブーム」真っ只中の状況をとらえています.
 巻頭には「SL1972」として全国の蒸機グラフ,運転状況,そして巻末にはダイヤグラムを掲載.さらに蒸機人気は高まって行ったのです.蒸機に向けられた熱いまなざしがひしひしと伝わってきます.
 そしてJR化後に発行の1998年7月号は,現在まで続く「JR車両ファイル」特集の創始とも言える内容構成で,1年間のJRニュースを端的にまとめた記事は,各方面から大好評をいただくこととなりました.これを機に内容の充実を図り,今まで継続できたことは言うまでもありません.
 さらに2000年3月号の特集「短絡線ミステリー3」は,ふだんは見ることの少ない新幹線の引込み線(車両基地)を配線図とともに調査した内容で,現在でも参考になる情報が多数記述されています.その後,当特集も人気シリーズとして2013年まで続くことになりました.

※「交友社 鉄道図書館」からの移行図書11月分は,都合によりございせん.ご了承下さい.